先日の記事でお伝えしましたが、2023年11月~2024年1月に都内精神科医療機関でスタッフ向けに実施したマインドフルネス研修:MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)8週間コースを受講された方のアンケート結果と感想をまとめましたので、公表いたします。(承諾を得られた方のみ)
目次
今回のMBSR8週間コースの満足度
ありがたいことに、すべての方から「とても満足」または「満足」の結果を頂戴することができました。
良かった点があれば教えてください。
- 自分を見つめ直すことで、自分のストレスへの対処方法の傾向を理解できた。また自分がより良く生きていくための考え方、方法を知ることができた。
- 終始安心感があった。
- マインドフルネスのいろはを座学で学ぶ機会と思い参加しましたが、実際に体験できる機会が多く満足しています。
- 今、ここに気づくこと。自分や相手をいたわる気持ちが持てること。瞑想の時、星加先生のガイドの言葉があったこと。
- zoomだったので移動時間もなく、自宅でリラックスしてできたので受けやすかったです。
- 時間を多く取っていただき、十二分の講義を受けれたと捉えています。
コースを通してあなたが学んだことは何ですか?
- 自分を大切にする気持ち。「今ここ」「今この瞬間」を大切にすることで、ストレスを低減させる技法を学びました。
- 自分といつでも繋がれること
- 身体感覚、思考、感情の間に自動反応パターンがある中で、マインドフルネスが、ストレスを引き起こす要因に対処できる可能性があること。
- 自分を大切にすること
- マインドフルネスは自分の意識の所在に気づいてコントロールすることだと思っていたがコントロールしなくていいこと、それにより自己受容につながることに気づきました。
- 習慣の重要性。
- 自身と向き合う為の瞑想や物事の捉え方
- あるがまま自分を受け入れる事。辛い事もそのまま見つめていられる事が少しながら出来るようになったと感じた。
- 自分に正直に向き合うことの大切さや難しさ
- マインドフルネスに様々な種類があること。
- 思っていた以上にいまここの感覚に気づくことの難しさを体験したこと、新しい内面を穏やかな状態にする方法を知ることができたこと
難しかったこと・チャレンジだったことはなんですか?
- 毎日の宿題。毎週の受講。 (宿題は眠気に負けることが多かったですが、『毎日続ける』を目標にチャレンジしてできたと思います)
- 宿題を毎日おこなうことが難しかった。ボディスキャンなど感覚的なことを取り組むこと。
- 意識が様々な方向に行くことを受け止めること
- 自分の時間をもつこと。
- 毎日のホームワークの実施 同じ職場の人とのブレイクルームでのワーク
- 時間を確保すること、苦手さを感じながら取り組み続けること
- やり続けること。
- 毎日瞑想の時間を確保すること。
- 時間の捻出、自身の取り組みがこれで良いのかわからない部分
- 普段意識しない感覚や思考を集中させる事
- 毎日の課題。やはり体調や時間の都合で難しいところがあり完全には出来なかった。
コースの開始前に心配していたことがありましたか?それは実際におきましたか。
起きた時はどのように対応しましたか。
- 心配はコースを続けられるか、途中でリアタイヤするのではないか…と最初は自信がなかったですが、コースが始まるとその心配はどこかへ行きました。
- ボディスキャンや座る瞑想など、感覚的なことに注意をむけるのが辛かった。やはりわたしはこういうのが苦手だなとわりきった。
- 時間の捻出。実際には大丈夫だった。
- ありました。朝、目が覚めたら、MBSRクラス開始直前になっていたことがありました。余計なことは考えず、今どうするべきかだけを考えて、行動した。
- 今まで鈍感力で乗り越えてきた様々な事に敏感になったり、辛いことを゙思い出して気持ちが不安定になること
- ホームワークをする時間を確保しつづけることができるか。ホームワークをする時間帯を変更した。
- 子育てとの両立。大変でした。
- 宿題をこなせるかが心配で、実際毎日やるのは難しかったです。できる範囲で、できる時はとりあえずやり始めるようにしました。
- 日々の練習が行えるか心配でした。できない日もありましたが、可能な限り行う事で対応しました、、
- ちゃんと理解し続けられるか心配でしたが、一緒に取り組むメンバーのことを考えたり、集中出来る環境を整える事で乗り切れた
- 毎日続ける事が難しいのではないか。 実際難しく、実施時間を朝から就寝前に移動して対応。あるいは外出時など何か行動しながらで改善した。
コースが始まったとき、あなたは何を望んでいましたか?目標は何だったでしょうか。
- マインドフルネスというものがどんなことをもたらすのか、楽しみでした。 目標は「宿題をサボらずまずはやってみる」
- マインドフルネスを体験する。苦手意識を克服する。
- 仕事に活かすこと。
- マインドフルネスの呼吸法を学ぶ。
- 仕事の一つとして理解を深め活動へつなげる。自分がより良く生きる方法を考える
- マインドフルネスを知り、体験すること
- 新たな気付きを得ること。
- マインドフルネスがどういうものか改めて学ぶこと
- マインドフルネスの知識を増やし、職場内で共有すること。実際に自分では瞑想などを行う事はできるようになったが、人に伝える為にはもっと知識や経験が必要である
- コースでの学びを仕事に活かしたい
- 自分自身のメンタルが崩れていたのでその対応方法を知る。また、患者に対し勧めるにあたって自身も知っておきたい。
その希望や目標に対して、このコースはサポートになりましたか?
- 大変なりました。1人では絶対にできなかったと思います。先生や同じ目標に向かう仲間が心強かったです。
- 様々な種類があることをしり、自分でもできそうなマインドフルネスに出会えた。
- 直接では無いが、自分と向き合うためのサポートになった
- そう思います。
- なりました。特に自分にとって。
- はい
- なりました。
- なりました。ありがとうございました。
- 大変良い学びになった
- 全てを理解できたと自信を持って言える訳ではないため不安も残るが少なからず感覚として掴めた部分はあるため実りにはなった
- とてもなったと思います。
このコースをを受講したことでご自身に変化や効果があったと思いますか?
よろしければ、コース中とコース後にどのような変化や効果があったか教えてください。
- コース中は、ただやるだけで変化には気がつきませんでした。 コース後(昨日の辺りから)生活の中にマインドフルネスな時間を持てていることに気が付きました。瞑想を習慣化することで、切り替えが上手く行くようになったと思います。物事をポジティブに自然と捉えるようになりました。
- 普段いかに自動的に動いているか知ることができた。もっと気持ちにゆとりを持とうと思えた。
- 緊張や不安が強い時に自分の感覚と繋がることで落ち着ける
- 自身をいたわる気持ちが持てるようになった。
- 五感が以前より敏感になった。 食事を食べること、選択することを゙丁寧にするようになった 仕事の場面で人の話を聞く際の姿勢が変わった
- 仲間と習慣の重要性を感じることができた。
- 自分自身と向き合う時間をもつ習慣が得られた事と様々な刺激に対して自身を保つ方法の一つにマインドフルネスが増えた
- ふとした時にマインドフルな感覚を意識するようになった
- 苦しい時、ふと呼吸や身体のサインに注目する事で落ち着いて眺める自分を作り、対応が出来るようになったと思う。
他の人にもこのコースを勧めたいと思いますか?
ご参加いただいた方、ありがとうございました。
このアンケートの結果がMBSR参加を検討している方の参考になれば幸いです。
ご質問等ありましたら気軽にお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。